イギリスレストラン：ロンドンイタリアン ラ ティスタ

ここは子供達が小さい時から２９年間、ずっと通ってるお店で、息子がまだ赤ちゃんの時に連れて行ったら、ウェイターの人が「ベイビーにはポモドーロ(トマト)」って歌いながら、ベイビーチェアーに座る息子の前に熟れたトマトを丸ごと１つ🍅置いてくれました。すると、息子は両手でトマトを持ってチューチューと吸って良い子にしてました。熟れたトマトは喉に詰まらないし、あんまり汚れないし、とても良いアイディア！これはイタリア風なのね？とビックリ。日本からお友達が来たと言っては行き、疲れたと言っては行き、今日は暑かったねと言っては行き、本当に我が家のダイニングテーブルの延長線上のような存在です。ロンドンから引っ越しても、ここはたまに来てしまいそうです。

３０年以上、変わらず営業中のラティスタというイタリアンレストラン
まずは、ラティスタのガーリックピザを注文しましょう！
次にボンゴレ・スパゲッティとグリーンサラダを注文します
そして、おきまりのデザートは手作りのティラミス

３０年以上、変わらず営業中のラティスタというイタリアンレストラン

私達が長年住んでいた家から徒歩3分のゴールダス・グリーンの駅前に、L’artistaラティスタというイタリアンレストランがあります。レストランは、地下鉄ノーザンラインの高架下にあり、いつ行っても多くの人で賑わっているお店です。

お店の横にはクラシックカーの可愛いバンが停めてあり目印になっています。

ラティスタとはイタリア語でアーティストという意味で、「味の芸術家」というような意味らしい。お店が開店したのは1985年との事なので、今年で33年目。オーナーはイタリア人の三兄弟で、昔仕事を通じて知り合いになり、それ以来ピザとパスタが食べたくなったら通っています。「ピッツェリア」というのはピザ職人がいる店という意味で、大体お店の中のお客さんから見える所に、オーブンが置いてあるところがあって、注文が入るとピザ職人さんがピザ生地を伸ばしてソースや具、チーズを乗せて焼いてくれる。すごく手早くて20-30秒でピザがオーブンに入って行く。パスタなどを作るキッチンとピザの場所は全く分けてあって完全分業制の模様。イタリアでピザ職人の腕の良い人は高給取りらしい。

上の写真の真ん中にある買うカウンターのがピザ職人さんの作業台です。

まずは、ラティスタのガーリックピザを注文しましょう！

イタリアでピザと言うと、薄めの生地にシンプルな具やソースのものです。イタリア人はフワフワ生地で具がてんこ盛りのアメリカンピザは絶対食べません。400度を越える高温で焼いたピザはパリッとしてとても、とても美味しい！生地とソースの味が直接舌にきます。

我が家の好物ピザ。ラティスタのガーリックピザ

スターター用のピザで、ガーリックとオリーブ油が多めに入ったトマトソースだけのシンプルピザ。テーブルに来た時に、チーズや黒胡椒を上からカリカリと掛けてくれる。トマトソースだけなのにどうしてこんなに美味しいんだ！昼間暑かった日には、何故か冷たいイタリアンビールとこのガーリックピザが無性に食べたくなります。このお店では、殆ど全員が頼むシグネチャーメニューです。

次にボンゴレ・スパゲッティとグリーンサラダを注文します

そしてガーリックピザを食べていると、たくさんの貝とシーフードの入ったトマトソースのパスタがテーブルに来ます。これは本当に作りたてがテーブルに来るので、大急ぎで熱々をいただきます。量は凄く多めです。貝が多めに入っているので、出汁が出ていて美味しすぎるソースです。普通2人で半分づつ頂きます。イタリアではパスタを食べる時は、出来上がる前から皆んなテーブルに座って待つのがお約束で、そこにママミアが熱々を持ってきて、みんなで分けるのだそうです。みんなが揃ってテーブルに座ってないと、ママミアに怒られるそうです(笑)。出来立ての1番美味しいのを家族に食べさせたいからね。気持ち凄くわかります。(*^_^*)

沢山の具が入ったサラダもうちの好物。シンプルにレモン、オリーブ油、バルサミコ酢、塩コショウを掛けて頂きます。