イギリスガーデニング:ディビット・オースティン イングリッシュ・ローズガーデン

イギリスガーデニング

こんにちは、にゃんこ夫婦です。 今回ご紹介するのは、イングリッシュ・ローズと呼ばれるイギリスの薔薇作りに一生を捧げたディビッド・オースティンという人が造った薔薇園です。

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イギリスの国花は、赤い薔薇です。イギリスの一戸建ての家には、必ず裏庭が付いています。裏庭全てを潰して建物を建てることは法律で禁止されていますので、みんな家を持つと何がしら庭仕事(ガーデニング)をする事になります。

薔薇はイギリスの各家庭の庭には必ずひと株は植えられている大人気の花です。

イギリスで薔薇の咲く時期、といえば6月です。6月に入った日曜日、イングリッシュ・ローズの本拠地に行ってきました。うちから車で50分ぐらいの所にあるアルブライトンという村にディビット・オースティンの薔薇園があります。

ディビッド・オースティン とはどんな人?

ディビッド・オースティンは1926年生まれで、義務教育が終わった16歳の時に園芸家として働きだしています。それから去年2018年12月に92歳で亡くなるまで、実に76年間にわたり薔薇の花の栽培と品種改良に取り組んでいました。その功績を認められて、2007年にはエリザベス女王から大英帝国勲章を授けられ、一代限りのサーの敬称を授けられています。

彼は現代の家庭の庭に適した、コンパクトで、手入れが簡単で、毎年綺麗な花を咲かせる薔薇の花の開発に取り組んで、イギリスのガーデニングに大きな影響力と絶対的なブランド力を誇っています。まさにイングリッシュローズ界のスーパーカリスマ園芸家です。

私達がここウエストミッドランドの一軒家に引越してきて、ガーデニングをする様になり、ガーデンセンターに通うようになってから、ディビット・オースティンの名前を知りました。ガーデンセンターの売り場の中には、どのお店の中でも特別なスペースが作ってあって、彼の創った薔薇が売られています。下の写真は、違う二軒のガーデンセンターの写真です。

他のメーカーの薔薇とは明らかに違う、美しく、質の良い薔薇達です。値段は、五割ぐらいお高いですが、本当に綺麗な薔薇なので、ついディビッド・オースティンの薔薇を買ってしまいます。全部お揃いのグリーンの鉢に入っています。値段はどこで買っても1鉢£25(約3400円)です。

いざ! ディビッド・オースティンの薔薇園へ!!

そんな事で、ここのメーカーってどんな所なのかな?と調べてみたら、何と近くにあるではないですか!では、という事で今回の訪問になりました。ウエストミッドランドの小さな村の細い道路をどんどん奥に入って行くと、突き当たりに突然大きな薔薇の栽培場が見えてきました。ディビッド・オースティンの薔薇は、全てここで育てられています。

この中にビジター用の薔薇の庭園と、売店などがあります。もちろん大きな駐車場があって、薔薇の好きな人達が世界中から訪れるそうです。下は地元の案内板です。「ここアルブライトンは、イングリッシュローズの故郷で、他にロイヤルエアフォースのミュージアムや、1630年代に建てられたファームハウスなどがありますよー」と書いてありました。

この建物が1番正面にあります。今ここはレストランとして使われています。レストランでは、地元産の材料を使ったメニューが頂けるそうです。午後にアフタヌーンティーもやっていて、1人£20(約2700円)ですから、ロンドンの半額以下でお値打ちです。なおこのアフタヌーンティーは、事前に予約が必要です。

ここが、ギフトショップと薔薇園の入り口です。

駐車場、ビジターセンターの入り口など周りには沢山の薔薇が!

ここの薔薇園は入場料無料です。とても大きなビジターセンターです。

大きな薔薇園の他に、プラントセンター(販売している薔薇が並んでいる所)、ギフトショップ、カフェ、レストランがありますので、薔薇好きな人だったら一日過ごす事も出来そうです。私達が行った日のお天気は、イングランドらしい「曇り時々小雨」という感じでしたが、フード付きの防水ジャケットを着て準備万端にして、まず薔薇園に向かいました。

早咲きの薔薇が咲いていました

今年はなかなか気温が上がらなかった為、沢山咲いている!と言う程ではなかったのですが、早咲きの薔薇がメインで咲いていました。

満開でない分、花が痛んでなくてとても綺麗です。

一つづつに名前が付いていて、後で買い求める事が出来ます。背の高いもの、低いもの、クライミングローズ(つる薔薇)など上手く組み合わせて植えられています。

素晴らしくて、自分の庭の花を全部薔薇にしたくなります(笑)。庭園の中は薔薇の凄くいい香りがしていました。薔薇の香りは、女性ホルモンにとても良いそうです。ここに居るだけで、身体の調子が良くなるのでは!?いわゆるアロマセラピーのような効果ですね。この薔薇は珍しい紫色です。

ここは薔薇の楽園です🌹!

ルネッサンスガーデン の様子

私が1番気に入ったのは、ルネッサンスガーデンというエリアです。

真ん中に長い長方形の池があり、周りに薔薇が植えてあって、突き当たりの東屋で椅子に座って庭全体を眺める事が出来ます。下の写真が東屋から見たお庭です。曇り空なので、遠くの空が絵画のような感じで綺麗でした。

蔓薔薇のトンネルが続く路もありました。

ライオンガーデン の様子

薔薇だけではなく、他の草木も使ったイングリッシュガーデンもありました。ライオンガーデンという名前です。

「あっ、これうちの庭にも合いそう!」とか「これ良いわね。うちに植えたいわ。」などみんな色々言いながら見ています。作り込み過ぎていない感じに仕上げるのがイングリッシュガーデンです。とても参考になりました。

初めて見たような、珍しいものもありました。

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ガーデンルームカフェ で一休みです

じっくりと薔薇園を見学して、少し座りたくなったのでガーデンルームカフェに行きました。ちゃんと食事をとりたい時には、反対側にあるレストランが良いと思いますが、今回はカフェを利用しました。

ここは飲み物とケーキ、サンドウィッチが置いてあるセルフサービスのカフェです。店内の壁には素敵なディビッドの写真が。

壁の薔薇の絵も、全部ここで造られた薔薇達の絵でした。

私達は雨も上がって、気温も暖かかったので外に座りました。アールグレイティーとサンドウィッチ、カップケーキにしました。見てください!この食器素敵ですね。

近くにあるイギリス陶器の郷、ストークオントレントで焼かれたオリジナルのボーンチャイナです。カップケーキも薔薇です🌹!花びらの部分がちゃんとピンクと白のグラデーションです。

下はレッド・ヴェルヴェットケーキでした。

何から何まで完璧な薔薇づくし。薔薇の香りが漂う、楽園の真ん中での幸せなティータイムでした。

ここの庭園は、2015年に世界中の薔薇庭園の中から選ばれて「素晴らしい庭賞」を取っているようです。

ローズ&プラントセンター の様子

一休みの後、横にあるローズ&プラントセンターに向かいます。元気いっぱいの薔薇達が並んでいました。

さぁ、どの薔薇をうちに連れて帰りましょうか?足長で背の高いツリーローズもありました。これは大きい分お高いですよ。

見ていると全部綺麗で可愛いので、どれにしたらいいかだんだん判らなくなってきます。植える場所と薔薇が大きくなった時の大きさを考え、その薔薇に合う環境のものを…と考えるとなかなか難しいのです。そうなった人達を助けてくれる、薔薇のエキスパートのスタッフにあちこちからお呼びがかかって大忙しでした。

おトイレを利用したら、ハンドソープとローションもディビッド・オースティンの薔薇の香りのセットでした!

ギフトショップ の様子

同じものが、ギフトショップに売っていました。部屋用の香りのセットやボディソープとローションなどいろいろありました。天然の薔薇の香料が入っているものは、他のものよりどうしても値段が高くなります。ローズのエッセンシャルオイルを取るのに、大量の薔薇が必要だからです。反対を言うと、薔薇の香りでも安いものは人工的に作った香りが使われているのです。

カフェで使われていた食器類も販売していました。

ディビッド・オースティンに来た記念に良いですね。その他、ガーデニングの後に使うハーブの手洗い石鹸や、薔薇のいい香りのキャンドルなど毎日の生活をちょっと豊かにするものが沢山ありました。

薔薇の花に関する本ばかりを揃えたコーナーや、

ガーデニング用品など豊富な品揃えです。

これは、植木鉢に付ける動物の飾りです。狐、リス、カエル、ウサギなどこちらのお庭に遊びに来る動物達です。

このエコバックは、レアですね!

ディビッド・オースティン特製の、木箱に入ったガーデニング用スコップとハンドフォークのセット。長く使えそうなしっかりした作りの物です。ガーデニングが好きな人へのプレゼントにすると喜ばれそうです。

薔薇のお待ち帰りなしでの帰宅は至難のわざ!

我が家用に薔薇の木3本と、その他の鉢植え2個と薔薇用の肥料を家に持って帰りました。我が家の庭にも、小さなローズガーデンを作りたいと思います。

ディビッド・オースティンの3つの約束

無料で配布されているカタログはとても厚く、販売している薔薇の一覧だけではなく、薔薇を育てる人に便利な情報が沢山詰まっています。写真も綺麗で見ているだけで楽しめます。カタログに書いてありましたが、ディビッド・オースティンの薔薇に対して3つの事を買った人達に約束しています。

1️⃣5年間保証 買ってから5年間の間に、もし枯れたりした時には無料で交換。買った日のレシートが必要。

2️⃣薔薇のエキスパートによるアドバイスとアフターケア 植え方、育て方でもし不明な事があればヘルプラインへ電話。よくある質問や解決方法はウェブサイトのビデオでも紹介。

3️⃣イングランドでの生産 安い薔薇はイングランドローズと謳って、人件費の安い海外で生産されているが、私達の薔薇達は正真正銘イングランドで育った薔薇達です。こんな生きものに5年間保証をしているのは凄いですね。よっぽど自分達の薔薇に自信がないとできない事だと思います。

中にはディビッドが2014年のチェルシーフラワーショー(王立園芸協会主催のフラワーショーで、数あるフラワーショーの中で一番権威のあるものです。)の時に、エリザベス女王に挨拶をした時の写真もありました。このお二人は同世代らしいですよ。

今年2019年のチェルシーフラワーショーは、ディビッドを偲んた展示だったそうです。ここの薔薇園の満開の時の写真もありました。

ここは絶対おすすめです!

綺麗すぎます。まるで夢の世界ですね。この写真を見て、6月中に時間を見つけてもう一回見に行ってこよう!と決心しました。ディビッド・オースティンの庭園が日本にもあるのを今回知りました。大阪の関空の近くみたいです。ここは、薔薇やガーデニングが好きな人にはまさに楽園のような所です。是非行ってみてください。

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