こんにちは、にゃんこ夫婦です。2018年バーミンガムのドイツ・クリスマスマーケットに行ってきました。開催期間は 2018年11月15日から12月23日、毎日午前10時から午後9時までです。
バーミンガム ニューストリートからビクトリアスクエアで開催
イギリス第二の都市バーミンガム。イングランドのウエストミッドランドに位置するこの都市は、大学、企業のオフィスなどもあり色んな人種が住む国際的な街です。このバーミンガムの中心的な駅が、バーミンガム・ニューストリート(グランドセントラル)駅です。ロンドンからの電車もここに入ります。このニューストリート駅の周りは大きなショッピングセンター、オフィス街、中華街などがありいつも沢山の人々が行き交っています。
この駅のすぐ近くに「ロタンダ」という円筒形の高いビルがあり(上の写真の建物で一階はザラになっています。)その周りはブルリングと呼ばれるショッピングセンター、それを背にしながら歩くとニューストリートと呼ばれる通りになります。ここ一帯はショッピングエリアになっており、色んなお店がずらっと並んでいます。
こちら側がブルリングショッピングセンターの入り口です。
突き当たりにセントマーティンという古い教会があって、新旧の建物の混ざり合った不思議な空間になっています。
セントマーティンの前のツリーも綺麗でした。
イギリスのクリスマスツリーの起源
元々19世紀初頭のイギリスでは、クリスマスにツリーなどを飾って盛大にお祝いする習慣がありませんでした。その頃の大英帝国を象徴する女王として名高いヴィクトリア女王。その旦那様は、ドイツから来たアルバート公でした。クリスマスツリーは、そのアルバート公がヴィクトリア女王と結婚後に英国に広めたと言われています。
その、本場ドイツのクリスマスマーケットをイングランド内で味わえると評判なのが、このバーミンガムのフランクフルト クリスマス マーケットです。バーミンガムとフランクフルトが姉妹都市だという事で、15年ぐらい前から毎年開催されています。英国には各地にクリスマスマーケットがありますが、このバーミンガムのものが最大規模で、なおかつ本場ドイツからの本格的なものになります。ドイツとオーストリア国外では1番大きなドイツ・クリスマスマーケットで、出店数は200店だそうです。
こういう感じでず~っとお店がヴィクトリアスクエアまで、続いています。
代表的なお店をご紹介します。
まず食べ物系から。
まずは大好きなソーセージ!パリッとした粗挽きソーセージ。注文したのは、ピリッと辛いチリ入り。
ドイツ風ソーセージ(ブルスト)は、白いのと赤いのがありますが、皮のパリッとしたのが好きな方は赤をどうぞ。本格的な炭火焼です。
美味しいです。何本でもいけそうです。
ドイツ風ドーナッツ、ベルリーナ。中にジャムやカスタードなどが入った揚げパンです。4個入り£5(約720円)買いました。甘~くてブラックコーヒーと合いました。
素敵なツリーのついたケーキ屋さん。
1番下にあるのが、ドイツのケーキで有名な「ブラックフォーレスト(黒い森)ガトー」です。チョコ味のスポンジ生地に、キルッシュ(サクランボ味の洋酒)が染み込んだクリームとチェリーが入っています。
ここのテーブルは、クリスマス柄のマグカップの形です。
マシュマロに色んな味のチョコをかけたもの。1つづつ選んで箱に入れてもらいます。
子供などにプレゼントにぴったりの絵模様付きの大きなビスケット。
チョコ掛けのバナナ、ぶどう、イチゴ、マシュマロと林檎飴。
生の赤や緑のチリ(唐辛子)に、チョコが付いているものもありました。
林檎飴買いました。可愛いです。
サンタさんが乗っているキャンディ屋さん。色とりどり、大きさも色々あります。
懐かしいドロップスみたいな飴もありました。
ドイツ製グミのハリボ(Haribo)の専門店も。
ここは飴や蜂蜜掛けのナッツ屋さんですが、二階に小さなキッチンがあって出来立てを売っていました。凄いです。
次にクリスマス用の飾り等です。
ドイツらしい木製のくるみ割り人形やツリーの飾り。
ろうそくを立てるとクルクル回る飾りや、ティーライトホルダー。
これにティーライト(小さなアルミカップに入ったロウソク)を入れて、暗めの部屋に置くと綺麗でしょうね!
これもティーライト用のホルダーです。みんなキャンドル製品が好きです。プレゼントにも良くするようです。
ガラス製のツリーデコレーション。色が綺麗です。
これもドイツらしい色合いですね!
にゃんこ好きな私達。沢山のにゃんこをじっくり見てしまったお店です。
この日気温1℃、とても寒いのですが楽しくてついじっくりと見てしまいました。
その他にここのお店の飾り!と思ったものを。
沢山サンタさんがいました。
ここがビクトリアスクエアの正面にあるミュージアム前です。
ビクトリアスクエアの中も、ドイツ風おとぎの国です。でも、美味しいドイツ製ビールを呑んで酔っ払っている人が多数ですが。
昔風のカルーセル(回転木馬)も。
沢山ある屋台の中でこれは凄い!と思ったものはこちらです。
ここはビールなどアルコール類を売るお店なのですが、上の部分が大きなドイツ風クリスマス飾りになっています。上にいるサンタさん達の人形の部分がクルクル回っていました。サンタさんの人形は、等身大ぐらいの大きさでした。
御伽の国のバーカウンター?
ここはにゃんこ夫婦一番のおすすめです!
如何でしたか?クリスマスマーケットは、もちろんドイツに行くのが1番本格的ですが、ここバーミンガムでも充分楽しめます。ドイツを始め、英国内のクリスマスマーケットには色々行きましたが、手軽に行けるという事でここがおススメです。ロンドン、ユーストン駅からバーミンガム・ニューストリート駅まで1時間40分ですので、充分日帰りで行く事が出来ますし、マーケットが開かれている場所は駅のすぐ横ですので、迷う事もありません。もし11月中頃からクリスマス前までの期間にこちらに来られる方は、(暖かい服装で)是非バーミンガムにも足を延ばしてみて下さい。