ダウントンアビー と ハイクレア城
イギリスで2010年から2017年にかけて放送された歴史ドラマ「ダウントンアビー」。大人気で、シリーズ6まで、52話作られました。日本でも、2014年から2017年にかけて「ダウントンアビー 華麗なる英国貴族の館」としてNHKで放送されましたので、ご覧になった方も多いと思います。
ハイクレア城 でのクリスマスガラ
クリスマスガラは、1人£500(約63.600円)で、ドレスコードは正装!男性は、ブラックかホワイトタイ、女性はロングドレスです。ドラマでディナーの場面の時に使われているステートダイニングルームで、伯爵夫妻のホストでいただくディナーパーティです。 お客様は、午後7時玄関に到着したらバトラーに案内されてサロンで、シャンパンをいただき伯爵夫妻と歓談、そのままご夫妻が館の中を案内して下さいます。その後ステートダイニングルームに移動して、この日の為にお抱えシェフが考えた5コースディナーと、一緒に伯爵自身が選ばれたワインを頂きます。その後、ライブラリー(図書室)に移ってコーヒーやティーと一口サイズのケーキをいただく、というスケジュールです。ディナーパーティー終了は、午後11時だそうです! その他に、2日だけ開かれるクリスマスマーケットや、クリスマスキャロルを聞きながらカナッペとシャンパンを頂く会、クリスマスの飾り付けの館を見てからアフタヌーンティーなど、特にクリスマス前には色んな催しがありました。 クリスマスのハイクレア城の敷地内に飾られるクリスマスツリーはなんと25本! 館の中央にある吹き抜けの「サロン」に飾られるツリーは高さ9メートルで、クラシックな飾りが付けられとても素敵だそうです。 さて私達がハイクレア城を訪れたのは、8月の最後の日曜日でした。イギリスでは、8月最後の月曜日はバンクホリデー(国民の休日)なので、この日は3連休の2日目の日で、しかも秋(イギリスは、夏は7月までで、8月は秋の初めの月になります。)入っていたのに、急に暑さが戻って30℃を超える日が続いた週末でした。(この秋の初めに、急に暑さが戻ることをインディアン・サマーと呼びます。) 私達がハイクレア城のホームページから申し込んだのは、お城の中の見学、エジプト関連展示場見学、お庭見学、アフタヌーンティーというハイクレア場満喫コースで、2人で£106(約13.660円)でした。 申し込んだのはホームページからで、今年の4月の初めでした。チケットの数は、1日ごとに限りがありますので、シーズンの始まる前の早い時期に申し込む必要がありそうでした。予約の時に送られてきたメールに、入場券として使えるようにバーコードも入っていて、当日プリントして持って来て欲しいという事でした。とうとうダウントンアビーまでやって来た !
入場は、午前10時から午後4時まで出来るという事ですが、アフタヌーンティーの開始時間が午後1時15分からという事だったので、アフタヌーンティーの前にお城やガーデンの散策を済ませておこうと思い朝10時過ぎには着くように向かいました。ハイクレアの村からお城の門を入ると、羊がのんびり草を噛む大きな敷地内の真ん中を一本の道が通っています。2〜3分走った所で、あのダウントンアビーが見えて来ました! 敷地内から、お城のあるエリアの周りにもう1つゲートがあり、その横の広い敷地がビジター用の駐車場になっていました。予約票を見せると、スタッフが車を止める場所まで誘導してくれました。横にあのお城が見えます。わぁ、とうとうダウントンアビーまでやって来たなぁ、とワクワクしました。






お城の中のお部屋の様子
ドアからバトラーの衣装を着たミスターカーソンが出てきそうです。中は撮影禁止だったので写真がありませんが、売店で買ってきた二枚の絵葉書の写真で雰囲気だけでも感じてください。玄関ホール入ってすぐ中にある、吹き抜けの広い空間「サロン」。ドラマでもパーティなどの場面でお馴染みです。

エジプト発掘品の展示施設
そしてお城の地下の部分、元キッチンの場所に「エジプション ルーム」という展示施設があります。1922年にエジプトの王家の谷でツタンカーメン王のお墓が発見されましたが、その時の発掘の費用を出していたのが、5代カナボーン伯爵のジョージ ハーバートです。今の8代目の曾祖父にあたります。エジプションルームには、博物館には提供されなかった、古代エジプトの発掘品が展示されています。有名なツタンカーメンン王の黄金のマスクの実物大模造品もありました。お城の中の見学を終えて、出口を出るとお城の裏側に出ました。

ここは、売店の入り口です。






売店の向かい側に、カフェがあります


アフタヌーンティー が始まります!
ここの2階がアフタヌーンティー用のスペースになっています。入り口を入って、カフェのカウンターの反対側に2階に上がる階段があります。それを上ります。









お庭の散策
ゆっくり味わいながら、美味しく頂きました。ご馳走さまでした!お腹が一杯になったので、お庭の散策に出掛けます。庭を歩き始めて振り返ったら….ああ!この道はドラマの初めに流れるタイトルテーマの時に、主人がワンチャンを連れて歩いてるところだ!と思いました。






