イギリス陶器:ストーク オン トレント ・ ワールド オブ ウェッジウッド 訪問記 4回目

イギリス陶器

その3に続いています。

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デコレーティング・スタジオで絵皿のデザイン

食後は、向かいの建物の中にあるデコレーティング・スタジオに行って絵皿のデザインをします。お皿のサイズに◯が書いてある紙に、色鉛筆、サインペン、クレヨン、チョーク など好きなもので絵や文字を書きます。それを後でスキャンしてお皿にプリントし、洗っても落ちないように加工してくれるそうです。

色見本のような、綺麗な色のお皿達。

イメージが湧くように、色々壁に貼ってあります。

ウェッジウッドのパターンも沢山あります。

私は、大好きなワイルドストロベリー柄を自分風に仕上げてみました。お皿の裏に「world of wedgwood」の名前と、氏名、日にちなども入れてくれるとか!良い記念になりますね!後日郵便で送ってくれるそうです。

1時間程じっくりお絵描きを楽しみました。大人になるとお絵描きをする事は無いですが、凄く良い集中力で、いつもと違う脳を使った感じがしました!

これでエクスペリエンス・ディの日程は、全て終わりました。楽しかった!!

最後にフラッグシップ店の中を見て帰りましょう

入り口は、駅のホームのイメージです。

昔は駅には、ファーストクラスの人の荷物を預かって車両に載せるポーターがいたそうですね。このトローリーはそのイメージかな?

駅の中に入ると、電車の中風(食堂車?)のディスプレイです。アフタヌーン・ティーのテーブルセッティングにしてあります。

可愛いティーカップです!やっぱりウェッジウッドって上等ですよねー。

フラッグシップ店の中のディスプレイです。色んな色が目の飛び込んできます。ハッキリした色。

優しい色。

落ち着いた色。

ウェッジウッドは、ティーも作っています。各国の都市のイメージで作ったシリーズです。それに合わせたカップもありました。日本や中国で使う取っ手なしの丸い形のティーカップもありました。ネイビーブルーの箱のものに「ブルー・パゴダ(青い仏塔)」という名が付いていました。パッケージを見ると中国と日本の雰囲気を混ぜたオリエンタルなイメージになっていました。烏龍茶にジャスミンの花の蕾が入ったブレンドティーでとても良い香りでした。

 

なんて素敵なんでしょう…ため息が出てしまいます。

お皿で作ったドラゴンです。沢山訪れる中国からのお客さん向けかな?

人気のピーターラビットのコーナーも、これがファースト・ウェッジウッドだという人も多いでしょうね。うちも娘に使ってました。ボーンチャイナは丈夫なので、はじめての陶器にもぴったりですね。

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ディナーセットの展示です。凄く豪華です。胡蝶蘭のイメージかな?

クリスマスの飾りも売っていました。毎年出る限定のものだそうで「2018」の文字入りです。ツリーのオーナメントは、ジャスパーウェアのブルーで色んな形のものがありました。毎年少しずつ集めるのもいいですね!

大きな箱の豪華版クリスマス・アドベントカレンダー!引き出しには何が入っているのでしょうか?

今年のクリスマス用のディナーセットは、銀のリムとイラストが付いたグレーのシックなセットです。「クリスマス2018 ウィンターホワイトコレクション」という名前です。

びっくり価格の特別商品とは!!!

最後にご紹介するのは、フラッグシップ店の奥の方に展示されている、えぇぇぇ~~!とびっくり価格の特別商品です。まず売り場の中で一番高かったのはこちらです。

ワイルド・ストロベリー イパーン £10,000!! (約148万円)

 

「イパーン 」とはテーブルの中央に置いて使う飾り皿で、お花や果物、お菓子を入れて使うものだそうです。小さなカップが沢山付いているので、なるほどお菓子なんかが入ってたらゲストの人が喜びそう!って高いですねこれ!ガラスの部分はクリスタルで、いちごのつぶつぶのイメージで模様がついているとか。ワイルドストロベリーの柄も金で書かれています…。

こちらは限定30組の、ブラックジャスパーウェアのティーカップ二脚、ポット、ミルク入れ、砂糖入れの5点セットです。お値段は£4,000(約59万円)さっきのと比べてしまうと安く感じますが、充分いいお値段ですね。とってもシックでモダンでイマドキのお家のインテリアにも合いそうですね。

これは美しいブルー地の蝶々柄で、全て手書きのティーセット£7,000(約100万円)です。
美しいマダムが豪邸のリビングルームで、お茶をこのセットで飲んでたら見合いそうです。(笑)美味しいお菓子を入れるお皿もありますので、完璧ですねこれは。^_^

私とウェッジウッドの縁

私が初めてウェッジウッドを好きになったのは、20歳ぐらいの時にデパートの陶器売り場で「ワイルド・ストロベリー」のカップを見た時です。その頃社会人にはなっていましたが、ティーカップたった一脚でこの値段!?とビックリしたものです。でも、どうしても欲しくて、お金を貯めて初めて買ったのがピオニー型のティーカップでした。

初めてそれでティーを飲んだ時、いつもより美味しく感じ、そして特別な気持ちがして、上等の食器を使うと言うのはこういう感じがするのね!と思いました。それから本当に一脚づつ買い足していったコレクションは、その後、海を渡ってロンドンにも一緒に引っ越しをし、今も我が家の食器棚の中に入っています。

今回写真に写っていたティーカップ&ソーサーは、一脚で、だいたい£50(約7千円台)で買えます。もし割ったりしなければ、何十年でも使うことが出来ますし、使うたびにいい気分になれます。ぜひお店に行ってお気に入りを見つけて、ゆっくりお家カフェを楽しんで下さい。いつものティーも美味しいですよ。

今回うちのコレクションに入ったマグです。毎朝コーヒーを飲む時に活躍中です。

ストーク オン トレント ・ ワールド オブ ウェッジウッド 訪問記 : その1/4

ストーク オン トレント ・ ワールド オブ ウェッジウッド 訪問記 : その2/4

ストーク オン トレント ・ ワールド オブ ウェッジウッド 訪問記 : その3/4

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