ファイザー Pfizer PFE

米国株

PFE概要

産業: バイオテクノロジー&薬剤   セクター:医療

時価総額183.92B、 配当1.52 (4.10%@2020年7月21日)
ファイザー(Pfizer Inc.)(Pfizer)は研究ベースのグローバルなバイオ医薬品会社です。2020年のダウの犬(Dogs of the DOW)の銘柄です。

ファイザーの最近のニュース

ワクチンで利益を稼ぐことは極めて困難

失敗のリスクとサンクコスト(回収できない埋没費用)が高く、市場が不確実であるため、ワクチンで利益を稼ぐことが極めて困難なのはよく知られている。170種類の新型コロナワクチンが開発中であるため、多くの敗者は回収不能な損失を被る可能性があります。

ビオンテックと提携

米製薬大手ファイザーはビオンテックと提携しており、ワクチンで利益を上げることを目指しています。独バイオ医薬ベンチャーのビオンテックは、2020年7月13日に米食品医薬品局(FDA)から優先審査を受けられる「ファストトラック」に指定されたことで株価が急上昇しました。

ファイザーの強みはワクチン開発における実績

・2020年5月、世界で年間3000万人が感染し50万人が命を落とす連鎖球菌肺炎に対する免疫を付与する肺炎球菌ワクチンのフェーズ3での治験結果が良好だったと発表。

・ライム病(主にクロアシダニがボレリア菌を媒介して引き起こす感染症)ワクチンの開発は、ファイザーだけが取り組んでいます。

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成長の歴史

  • この数年同社の売上高はあまり成長していませんでした。そのため、今後の成長は投資家にとって大きなボーナスとなる可能性があります。2019年の売上高は3.5%減となりましたが、利益率は3年連続で20%以上を維持しています。
  • 2020年4月9日、同社はバイオンテックと共同して、複数ある新型コロナウイルスワクチンの候補物質について、人間を対象とする臨床試験を実施することを発表しました。当初はファイザーがワクチン開発費用をすべて負担しますが、両社の取り組みが成功した場合、バイオンテックは提携を通じて開発されたワクチンの売上から費用の半額をファイザーに支払います。バイオンテックは、独自のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンプラットフォームを提供することで提携に貢献します。ファイザーは長年にわたるワクチン研究開発のノウハウと、規制当局による承認を得るための支援、グローバルな製造・販売ネットワークを提供します。両社は協力して、米国と欧州で新型コロナウイルスワクチンの候補物質を評価する予定です。
  • 製薬業界調査会社のエバリュエートファーマは、ファイザーが米製薬ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(NYSE:BMY)と共同で販売する血液抗凝固剤エリキュースは、2024年までに世界売上で上位5位に入る大型医薬品になると考えています。
  • 特許切れ医薬品に特化したアップジョン事業部門を分離して後発医薬品のマイラン(NASDAQ:MYL)と統合させることになっており、その結果、今後同社の成長を大きく押し上げると期待されます。
  • 乳がん治療薬のイブランス(Ibrance)は補助療法薬として売上が増加するはずでしたが、臨床試験は失敗に終わり、株価の下落をもたらしました。
  • 抗血液凝固薬Eliquisや希少疾患治療薬のビンダゲル(Vyndaquel)が売上を伸ばすのもほぼ確実です。
  • 同社によれば、現在9つの薬剤が規制当局の承認待ちとなっている他、23の薬剤候補が臨床試験の最終段階にあります。

事業内容

  • 医療製品の発見・開発・製造を行う。
  • グローバル・ポートフォリオには、医薬品とワクチンが含まれる。
  • ファイザー・イノベーティブ・ヘルス(IH)とファイザー・エッセンシャル・ヘルス(EH)の2つの事業セグメントを通じて商業活動を展開する。
  • IH事業は医薬品とワクチンの開発と商業化に重点を置く。IHの治療分野は内科、ワクチン、腫瘍学、炎症、免疫学、希少疾患と消費者医療を含む。
  • EH事業はレガシー・ブランド、ブランド・ジェネリック、一般的無菌注射用製品、バイオシミラーと輸液システムを含む。EHは、また研究・開発(R&D)組織と契約製造事業を含む。
  • ブランドは「Prevnar 13」、「Xeljanz」、「Eliquis」、「Lipitor」、「Celebrex」、「Pristiq」、「Viagra」を含む。

財務・配当利回りと配当成長率

 決算のポイント

  • 2020年第一四半期のファイザーの120億ドルの収益は、前年同期と比較して7%減少しました。同社の1株当たり利益(EPS)は、前年の0.68ドルと比較して0.61ドルでした。

配当

  • ファイザーは配当を優先する姿勢を継続しており、過去10年間で配当を125%引き上げました。
  • 強固なバランスシートは優良な高配当株の重要な要素であり、同社が2010年以来増配を続けてきた理由でもあります。10年以上前に0.16ドルだった1株当たり配当は、今では0.38ドルに増加しています。
  • 配当利回りは4.3%(2020/05/04)で、エクソンほど高くはありませんが、S&P 500指数採用銘柄の平均的な配当利回りとみられる2%を上回っています。
  • 同社の第1四半期の収益に関する電話会議中に、ファイザーの資本配分計画に関する質問への回答として、同社のCFOであるフランクダメリオは、ファイザーの最優先事項の1つとして配当金の支払いについて言及しました。同社は現在4.1%の配当利回りを提供しており(2020年6月6日)、その配当性向と現金配当性向はそれぞれ51.3%と70.1%です。ファイザーは、収入を求める投資家のために購入する強力な配当支払い株といえるのではないでしょうか。

 

注意:これらの株にいきなり投資しないでください。「戦略」を持たずに、単に儲かりそうだからという理由でいきなり投資することはオススメしません。 よく金融・経済の勉強した上で、自己責任で投資してください。

理解したい専門用語

配当利回り (はいとうりまわり)

配当利回りとは、購入した株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値です。

計算式は、以下のようになります。
配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額÷1株購入価額×100

つまり、配当金額が同じで購入株価が高いと配当利回りは下がり、購入株価が低いと配当利回りは上がります。また、購入株価が同じで配当金額が大きいと配当利回りは上がり、配当金額が小さいと配当利回りは下がります。

配当性向 (はいとうせいこう)

配当性向とは、その期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかをパーセンテージで表したものです。配当性向は投資を行う際に企業を評価する指標のひとつです。

計算式は、以下のようになります。
配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100

つまり、会社が1年間で儲けたお金からどれだけ配当金として株主に還元しているかは、配当性向を見ることでわかります。

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