イギリススーパー:マークス アンド スペンサー

イギリススーパー

今回は英国のスーパーマーケットの中でも超有名なマークス アンド スペンサー Marks and Spencer( M & S )への潜入記です。

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マークス アンド スペンサーとは?

ウェイトローズと共に美味しく、ちょっと良いものを手に入れることが出来るスーパー、マークス アンド スペンサー(以下 M&S)は、イングランドのリーズで1884年に創業。今年で134年目のアッパーミドルクラスが主な客層のスーパーです。現在世界57カ国に1463店舗あります。ちなみに、日本から一番近いM&Sの支店は元英国領の香港にあります。(香港島の中だけで10店舗)

M&Sの取り扱い商品は、食料品、衣料、寝具、フライパンやお鍋、お皿などのキッチン用品、家具など広範囲にわたり、店舗に出ている商品殆どがM&Sオリジナルです。取扱い商品が多いために、M&Sフードホールという食品だけを取り扱っているお店が一番多く、店のスペースによって置いてある物が 異なります。

今回私達が行ったのは、高速道路の横にある大型のお店が集まっている場所にあるM&Sで、店舗の面積が大きく殆ど全ての商品が並んでいるところでした。左側が食料品売り場の入り口で、右側は衣料品その他の入り口です。

M&S フードホールの様子

まず、フードセクションを見てみましょう。

夏が終わり、涼しくなって来たらチョコレートなどの甘いものですね!という感じで甘いものがお安くなっていました。

M&Sのお花の特徴

入り口を入ってすぐは、その時の季節商品、その後ろにはお花が置いてあります。今回は、チャリティーの為のコーヒーモーニング(午前中にみんなで集まって、コーヒーとお菓子を食べながらおしゃべりをする事)の為のお菓子などが並んでいました。

M&Sのお花は、とても綺麗でプレゼントにもピッタリです。毎シーズンの花束や鉢植えはとても素敵なものが沢山揃っています。

薔薇の花束は同じ色が何本も入っていて、それをそのまま花瓶に入れて飾る人が多いようです。毎週金曜日の仕事の帰りに、必ず花束を買って家に帰る旦那様も居るとか!

ピンクと白の花束可愛いですね。お友達の家にディナーのお呼ばれの時は、いつもここでお花を買って行きます。お花屋さんがあまり街にないので、質の良い花を売っているところは貴重です。

M&Sのレディミールとは?

「M&Sの食べ物」と聞いてすぐイメージするのは、「美味しくて、簡単で、見栄えの良いレディミール」です。レディミールとは、味付けや調理がしてあってオーブンか電子レンジで加熱すると食べられる食べ物の事です。英国は殆どの家庭が共働きなので、家に帰ってから野菜の皮を剥いたり、肉の下味をつけていたらとても夕ご飯に間に合いません。一番手抜きは、デリバリーを頼むか、冷凍食品をオーブンで温める事ですが、調理した美味しいものを食べたい時にM&Sのレディミールはとても助かります。

メインの肉かお魚はすぐオーブンかフライパンで調理出来るように下ごしらえが済んでおり、ソース等ももちろん付いています。付け合わせの野菜やじゃが芋も切って、味付けが終わった状態でトレーに入っていますので、そのままメインのお肉と一緒にオーブンに入れます。オーブン調理の間にサラダやパンを用意したら完成!お味も美味しく、その時の食の流行もちゃんと取り入れたメニュー構成です。

レディミールは、伝統的なイギリス料理のシェパーズパイやフィッシュ&チップスからパスタ、ピザ、パエリア、チキンの赤ワイン煮等ヨーロッパ各国の人気料理、中華料理、タイ料理、インド料理など世界各国のお料理が売り場に並んでいます。その他に、ヴェジタリアン用やグルテンアレルギー用、カロリー控えめ用、子供用などどんな人でも食べる物がありますよ!という感じで揃っています。

ヴェジタリアン用ミール

グルテンフリーミール

M&Sのお肉のコーナー?

ステーキ等の焼くだけお肉と、一番棚の上にソースのコーナー。イギリス人は、赤身のしっかりとしたお肉が好きなので、ステーキの時にもサーロイン以外にランプやリブアイも人気があります。最近多くなっているのは、スコットランド産のアバディーンビーフなどを熟成させたもので、旨味が強く、肉質も柔らかくて一度食べたらリピート確実です。パッケージに「熟成30日」などと書いてあります。

英国人が一番好きな食べ物は、ローストしたお肉の塊が主役のローストディナーです。ローストは、日曜日に家族みんなが集まって頂くご馳走です。ローストに使われるお肉はビーフ以外にも、鶏肉、豚肉、ラム、ダックなど、どれでもつくることが出来ます。この写真は、ロースト用のラムの足の部分です。一本全部だとかなり多いので、半分のものも売っています。

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塊のお肉も、殆どのものがすぐ加熱出来るようになっています。ローストチキン用の丸鶏は下味がついており、表面はすでに紐で縛りが済んでおり、しかも、オーブンの中に入れた時に周りに脂が飛び散らない様にオーブンにそのまま入れて調理出来るオーブンバッグに鶏が入っています。オーブンに入れる温度、時間もパッケージの書いてあるので、指示どうりタイマーをセットするだけです。中には、火が通してあって温めるだけの商品も。とにかく至れり尽くせりです。

2人前のディナーセット

箱に入った、2人前のディナーセット。インド料理、中国料理、タイ料理。ライスとオカズ5-6品目が入っています。

英国のご馳走メニューとローデットピザ

英国のご馳走メニュー「ビーフ ウェリングトン」パイ皮の中にビーフとマッシュルームが入っています。

おかずパイとキッシュ達。

この秋の新作ピザ。アメリカ、デトロイトスタイルのローデットピザ。サイズが大きくて、具が一杯。焼き上がってから甘いバーベキューソースをかけて食べます。

温めるだけで食べられる、具沢山のスープ達。

みんなが大好きなオリーブ。グリーン、ブラック、チリ入りなど。味もガーリック味やハーブ味など種類が一杯あります。食前に、美味しいワインとオリーブ!

デリカウンターもありました。

ティータイムのお供、甘いお菓子達

一口サイズのチョコガーナッシュ、秋色マカロン。

チョコチーズケーキ。

チョコとピーナッツのタルト。

スコーン(中にクリームとジャム入り)、クリームスライス、チョコエクレア。アフタヌーンティー用かな?

ラズベリーとチョコのフォンダンタルト。

小さくて可愛いミニフルーツタルト。

お菓子を見るとわかると思いますが、とにかくみんなチョコレートが大好きです。「チョコホーリック(チョコ中毒)」という言葉があるくらい好きです。

日本食関連コーナーは?

日本食に関係した物を見てみましょう。

世界の調味料の棚コーナーに置いてある日本のものです。英国地元企業のクリアスプリング社製です。クリアスプリングは、日本国内で生産されたオーガニックの商品を販売している会社で、値段は高いですが質の良いものが手に入ります。このお店には、海苔、寿司用米、巻きす、うどん、蕎麦、充填豆腐、ガリ、白味噌、インスタント味噌汁、わさびがありました。

ソースのコーナーには、こちらの人の大好きな照り焼きソース。

レディミールの中で「Japan」と書いてある商品を見てみましょう。

野菜の天ぷらフリッターと書いてあります。野菜のかき揚げのような感じで、黒酢のソースがついているようです。かき揚げをオーブンで温めて食べます。

海老の天ぷらです。これはシッポの無いものですが、シッポの付いたふつうの天ぷらもパーティフードとして人気があって冷凍食品のコーナーには大体置いてあります。

醤油、生姜、にんにく味の揚げたチキンなので、唐揚げですね。

正直、ちょっと違うかな、という感じは否めませんが。。。

 

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