こんにちは、にゃんこ夫婦です。
今回の英国のスーパー マーケット 潜入記は、モリソンズです。この潜入記は4回に分けてレポートします。ネット中では一番詳しいものにしたいという大望を抱いて書き始めます。乞うご期待ください。
モリソンズ・スーパーマーケットの概要
モリソンズは、英国ヨークシャーのブラッドフォード(リーズ近郊の街です)に本部があるスーパー マーケットチェーンです。テスコ、アズダ、セインズベリーと並んでビッグ4と呼ばれるスーパー の1つです。1899年のにウイリアム・モリソンという人が、ブラッドフォードのマーケットで玉子とバターのストールを出したのが始まりです。
それから119年、現在英国内に約500店舗があります。元々、英国内の地方都市では人気のあるスーパー でしたが、2004年にアメリカ資本のスーパー、セーフウェイの撤退のよる店舗引き継ぎによってロンドンにもモリソンズが出来ました。私もロンドンに長く住んでいたので、モリソンズの事はあまり知りませんでしたが、たまに旅行で地方などに行くとモリソンズがあるので、ホリデー中の買い物をした事はありました。
今年、イングランドのウエストミッドランドに住むようになって、家の近くにモリソンズの大きな店舗が2店舗あるので、週に一回ぐらいは買い物に行くようになりました。モリソンズは、地方都市に強い、と言うのは本当のようです。在英の日本人の方も、大半がロンドン地域に住んでいますので、モリソンズはあまり利用した事がないのでは?と思います。詳しくレポートしたいと思います。
私が行ったのは、近くにあるモリソンズの大きい方の店舗です。バーミンガムに向かって走っている大通りの、交通量が多い道路沿いにあります。カーパーキングのスペースが670台分あり、店舗の下にある屋根付きのパーキングと屋外のスペースがあります。建物は、一階はパーキングのみで、二階が店舗になっています。
モリソンズ・スーパーマーケット入り口の様子
営業時間は、月曜日~土曜日の朝7時から夜の11時まで、日曜日は、朝10時から開いて、午後4時に閉まります。昔は日曜日の営業は禁止でしたが、現在は6時間のみ認められています。(大きな面積のお店のみ。コンビニサイズの小さなお店は6時間制限はありません。)英国は宗教の自由は認められていますが、国としての宗教は英国国教会のキリスト教ですので、ほかのヨーロッパ各国と同じく、日曜日は休息の日、という事で以前は販売業も全てお休みでした。従って、クリスマス(キリストのお誕生日)とイースターサンデー(キリストが十字架に架けられた日)もお休みです。
この店舗で買い物をする人は、駐車場は3時間まで無料です。
エントランスを入ると、カート置き場があり、二階にある売り場まで坂道状の動く歩道があります。カートは、1ポンドコインを入れて使うタイプです。
この坂道エスカレーター(正式にはオートスロープと言うそうです。)は、カートを乗せると車輪がロックされて動かないようになっていますので、そのままカートごと安全に二階に上がる事が出来ます。
二階にある売り場の入り口の様子
訪れたのが10月の中頃でしたので、ハロウィンの飾り付けが出迎えてくれました。
ハロウィンに欠かせないカボチャの灯篭、ジャック・オー・ランタン用のオレンジ色のカボチャがセール中でした。
大きなサイズが£1.50(約222円)、小さいサイズが75ペンス(約111円)です。
1番前に今週の特売品のコーナー。5リットルのビール£16(約2400円)、サイダー£12(約1780円)。英国は酒税が高いです。アルコールの種類によりますが、価格の半分は確実に税金です。
ファミリーサイズのケロッグコーンフレーク、790g入り£2.50(約370円)。
今週のプラント。可愛い鉢植えのお花£1.50(約222円)。蕾がいっぱい付いていて、沢山咲きそうだったので、うちのカートにも1鉢入りました。
綺麗な花束は、£15(約2220円)です。もちろん日持ち等の差はあるでしょうが、M&Sの同程度のものより£10は安いです。
毎年、ハロウィンの時期に販売されるトッフィーアップルです。りんごにチョコや赤い飴をかけてあります。うちは飴バージョンのファンです。
よーするに、りんご飴です。
真っ赤で白雪姫の林檎みたいですね。
私は、食べやすく薄く切って頂きます。甘すっぱいりんごとカリッと甘ーい飴のコンビネーションがたまりません。あっという間にお皿からなくなります。
英国のスーパー マーケット 潜入記- モリソンンズ Morrisons その2続きます。その2は、楽しい売り場をご紹介していきますね。