イギリススーパー:モリソンンズ  3回目

イギリススーパー

こんにちは、にゃんこ夫婦です。
英国のスーパー マーケット 潜入記- モリソンンズ その2に続いています。

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オーブンを使って焼いた商品のカウンター

次はロスティ、オーブンを使って焼いた商品のカウンターです。

「今日は疲れたし、夕ご飯は楽なメニューが良いなぁ。」と思ったら、とり合えず便利なのがこのカウンターです。オーブンで焼きたての商品が揃っています。メインはチキンです。丸鶏のものから、もも肉、片足、胸肉、ささみ、手羽先などいろんな箇所を、色んな味付けで焼いたものが揃っています。人気のフレーバーは、バーベキュー味とピリ辛味です。チキン以外に、ローストビーフやローストポークもあり時間がない時に便利です。

うちで鶏の丸焼きを買った時は、サラダとパンを買って帰って、まずローストチキンディナーを頂き、次の日に骨と残りのお肉にお水を注いで、コトコト煮込んでチキンスープを取り、ザルで濾してから残ったお肉を骨から外して、野菜と一緒にチキンスープを作ります。ローストーチキンで取ったスープは、香ばしくてとても良い香りです。一度買うと2度美味しいローストチキンです。

チーズとデリカテッセンのカウンター

チーズはみんな大好きで、ヨーグルトと共に毎日食べる人が殆どです。ヨーロッパの各国にそれぞれ美味しいチーズがあり、みんな自分のお気に入りチーズがあります。色んな国の美味しそうなチーズがズラッと並ぶショーケースは見ているだけでワクワクします。

英国産の代表的なチーズといえば、チェダーチーズです。イングランドにチェダーと言う村があって、そこの岩の洞窟の中で寝かせて熟成させたものがオリジナルです。チェダーチーズも熟成度の低いマイルドタイプから、熟成度が高くしっかりした味のエクストラ・マチュアーまで4段階の味のランクがあります。

 

大きなホールサイズのチーズを、色んな大きさにカットしてあります。

このカウンターにあるチーズは、全てナチュラルチーズばかりです。日本でお馴染みのプロセスチーズは、子供用の個別包装になったものがいくつか出ていますが、普段みんなが食べるチーズは、ナチュラルチーズがメインです。

イギリス製青カビチーズ、スティルトンは白い色ですが、この日始めて見る黄色いタイプがありました。

うちの家族の1番お気に入りチーズのカンボンゾーラ、ドイツ製です。これはフランスの白カビチーズのカマンベールの中に、イタリアの青カビチーズ、ゴルゴンゾーラを入れたものです。普通、青カビチーズは、ツンとくる香りで、味も塩気とピリッとした刺激のあるものが多いですが、これはまろやかでコックリしたチーズの中に青カビなので、とても美味しく、食べやすくなっています。もし、テーブルの上にこのチーズと焼きたてのバケットと生ハム、ワインを並べてしまうと、食べるのを止められなくなる危険メニューです。(笑)

このチーズカウンターとは別にその他のチーズを並べたショーケースが別の列にあり、そこにはクリームチーズ、パルメザン、モッツレラチーズ、プロセスチーズ、ピザ用チーズなどカウンターに並んでいない種類が並んでいました。

デリカテッセンカウンター

デリカテッセンカウンターは、チキンサティーやサモサなどのアジア風スナック、パイやキッシュ、スコッチエッグ、ポークパイなどのヨーロッパ風惣菜、中東のヒヨコ豆のスナック、ファラフェルなど美味しそうなものが並んでいます。全てそのままでも、オーブンで温めても美味しいです。

ピザとパスタとガーリックブレッドのカウンター

ピザはもう出来上がっていてお家のオーブンに入れる物と、注文して作ってもらう物があります。ピザの大きさ、ソース、具を選ぶとその場で好みの物を作ってくれます。もしすぐ家に持って帰って食べたい時は、少し買い物をしながら待っている間にオーブンで焼いてテイクアウトボックスに入れてくれます。

ここには、生パスタや具の入ったラビオリ各種とそのまま使えるソース類が置いてありました。生パスタは、茹で時間が大体2分ぐらいなので手早く作れます。普通の乾燥パスタは別の棚です。

ガーリックブレッドとは、バゲットやピザ生地にガーリックバターを塗り付けてあるもので、家でオーブンに入れて温めて食べます。ガーリックバターだけではなく、それにチーズものせたものも人気です。 メインを食べる前に、前菜やワインと一緒に頂きます。みんなが好きなパンだと思います。バゲットタイプのものを、いつも冷凍庫にストックしている家庭は多いと思います。

専門カウンターの最後は、ベーカリーです。

ここには、パン類の他にケーキやクッキー、ペイストリーなどベーカリー部門のオーブンで焼かれたものが並んでいます。
「私達のベーカリーが使っている麦は、100%英国製です」「私達の新鮮なブレッドは、毎日一から店内で作られています。」と書かれています。よくある店内ベーカリーの様に、店員さんが冷凍生地を焼くのではなく、パン職人が居て一から作っています。と言う事ですね。

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ハロウィンの飾りも小麦粉生地のもので作ってあります。

ここは、ケーキのショーケースです。普段家庭で食べる、英国風のティー用のものばかりです。綺麗に飾り付けた「上等風」のものを全く置いていないイサギ良さです。トライフル、キャロットケーキ、ビクトリアスポンジ、プロフィタロール(小さなシュークリームを重ねてチョコソースをかけたもの)、バタフライケーキ(小さな丸いスポンジを半分の切ってクリームで蝶々の形にしてあるケーキ)、スイスロール(ジャムなどを内側に塗ってあるロールケーキ)などがありました。

これは、英国どこのカフェやティールームにも必ずあるキャロットケーキです。すりおろした人参がケーキ生地の中に入っていて、上にアイシングとバターが入った柔らかめのクリームが塗ってあります。スポンジ部分は、ホロっとした食感です。このケーキを食べる時、何故だかティーは、香りの少ない大箱のティーが合う気がします。

チョコアイシングの上に、チョコスプレーがかかったドーナッツ、12個で£2.75(約400円!)。安いですね!子供が沢山集まった時に良さそうですね。

焼きたてのパン各種。丸パン、山形パン、トマトソースを塗ってあるイタリア風パン、フランス風田舎パンなど、具の入っていない生地で作ったパンの種類が多いです。

ココナッツのシャキシャキがたっぷり入ったお菓子やクッキー、これはどれでも2パックで£3(約440円)です。

甘そうなペイストリーとクッキー、こちらも2 for £3。

1つづつ分けやすいロールパンやバンズ、マフィンなど。

今日私達が購入したパンはこちら。小麦、スペルト、ライ麦のブレッドです。スペルトとライの全粒粉が入っているので、健康にも良いし、味わい深く美味しいです。この手のパンは、麦のフスマの部分も入っている為、焼いてから時間(1日ぐらい)が経つと、すぐにパサパサになってしまいます。でも、このパンはシットリ、モッチリで凄く美味しかったです。毎日お店で作っている、というのは本当のようです。こんなパサついていないスペルト、ライ麦パンがあったんだ!と嬉しかったです。ベーカリーの人に頼んで、「普通」の厚さにスライスしてもらいました。パンを機械に入れて、あっ!という間に(5秒くらい)で切って袋に入れてくれました。このタイプ、ロンドンの洒落たベーカリーで買うと£3-4ぐらいはしますが、これはタッタの£1!絶対にまたリピートしたいと思います。

これでモリソンズ、マーケット・ストリート(専門カウンター)の紹介は終わりです。

その他の売り場もザッとですが、ご紹介します。

まず、日本食関係?と思われる商品を紹介します。
大根です。細くて小さめですが、煮物、大根おろし両方に使えます。お茄子も日本サイズのものがありました。

オーガニックの豆腐です。凄くしっかり固めなので、トーフのステーキや炒め物にピッタリです。395gで£1.75(約258円)です。

カップヌードルです。こちらでいちばん沢山売っている商品は、「ポットヌードル」と言います。味は…期待しないでくださいね。(笑) 棚の一番上に、日清の「Soba 」という名前の物もありました。ソバって焼きそば?和ソバ?

「キッコーマン」といえばこの瓶ですよね!隣の長い瓶の方は、照り焼きソースです。

冷凍食品の所にあった冷凍寿司です。海老とサーモンの握り2個づつ、中巻き2個、細巻き4個の10巻入りで£3(約440円)。はるばるタイから来たお寿司です。ヨーロッパでも冷凍寿司って必ずありますが、売れているのでしょうか?買って、室温で解凍して食べてみました。思ったより美味しくてびっくりしました。サンドイッチの横に並んでいるお寿司より、ずっと美味しく食べることが出来ました。

「itsu・イツ」というロンドンのお寿司をメインにした、テイカウェイのお店のブランドの冷凍餃子です。野菜20個入り、チキン12個入り、海老16個入りの3種類で、各£3.50(約516円)。

同じく冷凍食品の、「ジャパニーズ チキンカツ カレー と スティッキーライス」£1.65(約243円)。スティッキーライスは、粘りのあるお米の事です。この頃、カツカレーが流行ってます。

英国のスーパー マーケット 潜入記- モリソンンズ その4に続きます。

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