イギリススーパー:ウェイトローズ 2回目

イギリススーパー

英国のスーパーマーケット潜入記 のウェイトローズ編のその2です。

スポンサーリンク

ベーコンや生ハム,魚の売り場

ベーコンや生ハムなどの塩漬け肉の棚です。ベーコンは塩に漬けただけのものと、スモーク風味が付いたものの2種類があります。フランス、イタリア、スペインの生ハム類は安く手に入ります。棚の下の方に置いてある塊の豚肉は、ガモンと言って昔ながらの塩漬けの塊肉です。茹でたり、オーブンで焼いたりして調理します。

魚のカウンターもありますが、見ての通りあんまり種類が豊富という訳ではありません。
メインのお魚は、スコットランドで養殖生産された鮭とフィッシュ&チップスの材料のコッド(鱈)、それから丸ごとのお魚では鯖、タイ(色は黒っぽいです)。それから、シーバス(スズキ)やマグロもありますが、全て加熱調理用で生食には向かないそうです。

英国スーパーでは初めての店舗内で作ったのお寿司のお持ち帰りカウンター

魚カウンターの横には、「スシディリーSushi Daily」というお寿司のカウンターもあります。カウンターの中がキッチンになっていて、アジア系のおじさん2人お寿司を作っていました。ここでも、寿司は人気です。

生魚を使ったものには、パックの上に「生魚」と書いてありました。巻物がメインで、具材もエビフライや野菜、サラダチキンなど魚でないものの方が人気のようです。殆どインサイドアウトロール(裏巻き)で、外側にフライドオニオンやゴマがつけてあります。ピリ辛やマヨネーズ味が人気のようで、七味唐辛子も多用してあります。

1パック買ってみました。人気メニューのクランチーチキンロール(カリカリチキン巻き)です。キュウリとアボカド、サラダチキンの裏巻きの外側にフライドオニオンがタップリ。具材と一緒にマヨネーズ、うなぎのタレが入っており、外側のシャリの部分に一面だけ七味唐辛子が付けてありました。

作りたてなのでシャリも柔らかくて美味しかったです。こっちの人は、こってりした味の濃いものが好きですね。伝統的な寿司とは全く別の物ですが、これはこれで美味しいです。大きなパーティ用のトレーに入ったもので£35~45(約¥5000~¥6500)でした。予約の電話をしてから20分で受け取りOKだそうです。

日本食関係の商品はどんなものがあるの?

今回お店の中で見つけた日本食関係の商品を見てみましょう。

天ぷら粉、青のり、液体だし(鰹と昆布)。3点ともウェイトローズのPB(プライベートブランド)です。

柚子胡椒、黒胡麻でこれもBPです。

スポンサーリンク

アジア食材の棚にはキッコーマンの醤油各種や溜まり醤油、照り焼きのタレ。醤油の下の段には、うどんの真空パックもありましたた。キッコーマンの瓶の横にあるのは、アモイブランドの中華料理用醤油です。濃厚で甘みがありまた別のタイプです。

S&Bカレールーも売っています!20%引き中。この頃カツカレーが大人気なのです。

日本製のオーガニック商品を販売している地元企業クリア・スプリングの10割蕎麦とうどん。クリア・スプリングはできるだけ日本産のものを輸入して販売しているありがたい会社です。

同じくクリア・スプリングの寿司のり、ガリ、充填豆腐、味噌汁、また青のり。こっちの人青のり使うのかなぁ?

左からパン粉、S&Bわさび、瓶に入っているのはオーガニックの味噌で白味噌、赤味噌、玄米味噌。
ポン酢、寿司用ライス(日本米)、またパン粉!人気ありますね。この3点もPBです。この写真には写っていませんが、ウェイトローズPBで料理酒や味醂もあります。

私がロンドンに来た20年以上前は、地元スーパーの日本食関係材料と言えばせいぜいキッコーマン醤油ぐらいでした。でも現在普通のスーパーにもこれだけの材料が売っていますので、

日本食を作るのにも困ることがなくなりました。

 

牛乳の代用商品が急増中です!

お次はミルクの代用品関係です。この頃、牛乳のアレルギーではなくてもミルクに入っている成長ホルモンの問題で牛乳を飲むのを控える人が増えています。豆乳、アーモンド、ココナッツ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、オーツ、お米など色んなミルク状態のものがでています。地元のスタバやカフェチェーン店も豆乳以外の物を置くようになっています。

グルテンフリーコーナーもできています

同じような健康の理由で、グルテンを含まない製品もあります。ヨーロッパでは、グルテンアレルギーの人が多く、ひどい人だと一口食べただけで死亡してしまう事もあるそうです。パンやパスタ、ビスケット、シリアルなど普通は小麦粉が使われている商品が米粉やコーン粉などで作られています。

普通醤油は小麦が入っているのでグルテンが入っていますが、グルテンフリーの醤油もあります。そうするとお寿司も食べる事ができますよね!(ちなみにお米はグルテンフリーです。)

アイスクリーム売り場やトイレタリー製品はその3に続きます。

 

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました